診療方針
症状に対して的確な診断を心がけ、最新の治療方針を提示します。
診療内容
顕微鏡下、耳内を観察し中耳炎の程度を診察します。薬物治療を施行しつつ、中耳炎は鼻からの感染がほとんどであるため、鼻処置・鼻吸入処置も行います。
アレルギー性鼻炎の診断は問診及び視診でほぼ可能です。抗アレルギー剤・点鼻薬の処方、鼻吸入処置を行います。副鼻腔炎もある程度問診及び視診で可能ですが、CTなどの画像評価も重要です。副鼻腔炎に対する治療は薬物治療が重要ですが、外来における鼻処置・鼻吸入処置あるいは鼻洗浄処置も有用です。
両疾患ともに、視診・喉頭ファイバーによって診断します。抗生剤・鎮痛剤・うがい薬の処方、のどの吸入処置を行います。
聴力検査を施行し、若い女性に多いメニエール病や良性発作性頭位変換性眩暈症の診断と薬物治療を行います。また耳鳴りや難聴の評価を聴力検査でおこないます。さらに、耳管狭窄症・耳管開放症の診断及び治療も施行しています。
中耳炎・副鼻腔炎はCT・MRIで評価する時代です。また、めまい・耳鳴り・難聴といった症状は脳腫瘍が原因の場合もあるため、MRIによる頭部疾患の精査も必要かと考えます。CT・MRIによる耳鼻咽喉科領域疾患の評価はメディカルチャート登美ヶ丘と連携しております。